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3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集レビュー
3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集は、とっても人気があるみたいですね。
私としてもとても興味のあるところです。
万人受けはしないかも
非常に個性のある小品集。癒し系の曲もあれば、コミカルな曲もあり多彩な曲が楽しめる。ただし、それらが万人受けするかというと、そうではないと思う。
20年たったらまたおいで!
サティについて 何かを語ることには勇気がいる。人それぞれで 思い入れが全く違うような気がするからだ。
一時期、そう 1980年代半ばに サティは 日本で ブームだった。映画や芝居などには 必ずといってよいほどサティが使われていたものだ。ポルノ映画ですら サティがかかったと言う。
ジムノぺディやグノシエンヌなどは ちょっと陳腐に聞こえたほどである。それほど サティに溢れた時代があった。
それから20年たった。
今サティを聴いていて思うことは 20年前には 何も聴けていなかったのではないかということである。今でも「癒しの音楽」とも紹介されるらしいが その割にはシュールな音楽なのだと思う。そう見えないのは「白い音楽」と評された サティの悪巧みなのかもしれない。
今なお 聴けていないものが沢山含まれている。更に20年を待たなくてはならないのか。
音楽のアールデコ
サティを「ヒーリング音楽」と評価する人が多いですが、聴き手に優しい「ヒーリング音楽」「イージーリスニング」「ラウンジ」の類ではありません。好き嫌いが分かれるのも無理はありません。私は「音楽のアールデコ」だと思います。直線と幾何学模様で構成されるアールデコは、クールで無機質なのに、ユーモアと叙情性が有るところが魅力ですが、サティにもそれを感じます。普通のクラシックは感傷的過ぎるし、現代音楽はあまりにも理性的・構築的で叙情性が無さ過ぎる。私にとってサティはとてもバランスが良いです。
パスカル・ロジェの演奏は、技術は何も文句の付け様が無く、詩情豊かに弾いています。
サティが好きな人は必聴。サティは好きじゃなくても、パスカル・ロジェの演奏を聴くだけでも価値が有ります。
アンビエントやエレクトロニカ、ジャズのファンにもお薦めです。
レビューにはどうしても批判的なものもでてきますが、自分の求めているものと マッチしているかどうかをしっかりと見てみる必要がありますね。
3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集
ロジェ(パスカル)

定価: ¥ 1,800
販売価格: ¥ 1,620
人気ランキング: 1541位
おすすめ度: 
発売日: 2003-06-25
発売元: ユニバーサル ミュージック クラシック
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