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山の郵便配達レビュー
山の郵便配達については、なかなかネットでもうわさを聞かなかったのですが、なんとなく良さそうな印象を受けていました。
雑誌の特集か何かで見かけたと思うのですが、タイトル忘れてしまいました^^;
先ほどそれとなく覗いて見てみるとやっと山の郵便配達についてのレビューが付いていました。
早速確認するとレビューには、
仲をとりもつ次男坊
中国山間部での郵便配達業務の引継を行う父親とその息子。道すがら、今まで家を留守にすることが多かった父親が、息子との間に空いた心の溝をゆっくりと埋めていく。田園が広がる緑豊かな風景は美しく、そこで暮らす村人は郵便配達親子をあたたかく出迎える。そのふれあい方はあくまでも自然で、何の誇張もない。
父は、郵便配達の旅に出ている間母親が寂しい思いをしていたことを息子から聞かされ、息子は、ほとんど家にいなかった父の本当の気持ちを知る。断絶した親子の再生物語の中に、腐敗した地方官僚制度への批判、避けがたい文明社会移行に対する諦念などのテーマがさらりと織り交ぜられているが、ヨーロッパ映画のような重たさは感じない。
なぜか郵便配達親子から次男坊と呼ばれている、シェパードの雑種犬が渋い演技(?)を見せている。ハリウッド映画によく登場するCGで無理やり合成させられたアニマルスターとは異なり、とってもお利口な次男坊のスーパーナチュラルな演技が、この映画にもう一つの魅力を付け加えている。
この映画の良さをどう表現すれば良いのだろう?
淡々としてストーリーであるが美しい映像と出演者達の心の沁みる演技。しかし、こうした表現では、この映画の素晴らしさを表現できない。「本作の見所は?」‥わからない、それは観る人によって変わるような気がする。本作がもっと「こうであって欲しいと願う点は?」‥、これもわからない。それを分析するには、みた映画があまりに少ない気がするのである。
友人に勧めたい一本である。
いい映画は何故か中国
僕は最近あまり中国が好きではないのですが、好きな映画はといわれると中国映画ばかりが思い浮かんでしまいます。この映画は疎遠だった父子が父親の仕事を通じての再び絆を確認しあうという、心に染み入る本当にいい映画です。こういうしっかりした構成のドラマが何故日本映画で観れないのかとても残念です。日本でこれをやりたいといっても、まあ、企画は通らないでしょうね。大当たりするはずないですし。中国が好きでないというのは中国に対する嫉妬なのかな。良質な作品ばかりが目に付きます。国の勢いの差なのかな。
こんな地味な映画にたくさんのレビューが書き込まれているのを観て驚きました。しかも良い文章のレビューばかりで。ファン層の水準の高さにまた、驚きました。これもこの映画の力なのか。良いレビューを書かせてしまうのかな。
と、あるので買い換えるにはお手ごろだなと思いました。
たまには、レビュー見ずに自分で試したいのですが、安月給ではそうも行きません^^;
山の郵便配達
トン・ルゥジュン

定価: ¥ 4,179
販売価格:
人気ランキング: 24048位
おすすめ度: 
発売日: 2002-05-24
発売元: パイオニアLDC
発送可能時期:
中国・湖南省西部の山間地帯。車も容易に通れないこの地域にて、徒歩で郵便配達の仕事を続けてきた初老の男(トン・ルゥジュン)が足を患い、息子(リィウ・イェ)が仕事を引き継ぐことに。しかし父は息子の初仕事に同行し、それを自分の最後の務めとしようとする…。
中国第6世代のフォ・ジェンチイ監督による、素朴で奥深い人間ドラマ。今の日本映画界が忘れてしまった詩情に満ちあふれた傑作である。父から息子へと受け継がれていく、仕事の技術と誇りと信念。夕映えの中、息子が飛ばす紙ヒコーキが、これからの世代の旅立ちを見事に象徴してくれている。美しさと同時に、その厳しさまで醸し出す自然描写も素晴らしい。
中国のアカデミー賞ともいえる金鶏賞最優秀作品賞および最優秀主演男優賞を受賞。(的田也寸志)


